私がオンライン日本語教師としてデビューしてから9ヶ月が経ちました。
今回の記事では、ゼロから少しずつ収入を増やしていくために必須である値上げ(レッスン料金の設定)をした体験談を書いています。
私は、Preplyというオンライン学習のプラットフォームを使っています。なぜ、Preplyにしたかは↓の記事にまとめましたので、ぜひ読んでみてください。
Preplyってなに?
オンライン日本語教師をやろうと思うまで、全く知らなかったのですが、海外でオンライン学習で語学を学びたい人たちの中では、「italki」「Preply」が比較的知られているプラットホームのようです。
どちらも本社は外国にある企業で、italkiは香港、Preplyはアメリカです。
このほかにも、「Amazing Talker」「Superprof」などのプラットフォームや、日本語学校や日本企業がやっているものもありますが、詳細は別途また確認したいと思います。
Preplyというプラットフォームは、語学を始め、アートやマーケティングなど100科目ほどを学ぶことができます。日本産のプラットフォームだと、「ココナラ」や「カフェトーク」があります。
私が調べた2023年では、1.すぐに日本語教師の登録できる、2.世界的に知名度が高い(=日本語を習いたい海外の生徒数が多いところ)のがこのプラットフォームだったので、使っています。
※italkiは手数料が低めなのでやってみたいのですが、講師の空きがなく、まだ登録できていません。
やっぱりよくわかんない、という方は、一度生徒として自分の興味のある語学を学んでみるといいでしょう。Preplyのクーポンを使えば、初回レッスンで30%割引になります。利用してみてください🎶
レッスン料ってどのくらい?Preply公式の説明
preplyの公式では、英語で以下のような説明があります。こちらの日本語訳は、翻訳ツール+私の解釈によるものです。
Preplyの支払い
Preplyの講師は自分の時給を設定します。
平均レートは15ドルから20ドルです。
人気のある講師は毎週約550ドルを稼いでいます。
日本円(2024年1月時の為替レート:1ドル(USD)144円)に計算すると、以下のようになります。
- 1レッスン(1時間:稼働50分)は、1時間2,160円から2,880円
- 人気のある講師の稼ぎは毎週約79,200円
- これは月当たり4週だと月収約316,800円
- 平均レートの20ドルで毎週550ドル稼ぐとしたら、レッスン時間は毎週27.5時間
- 週5日稼働するとしたらレッスン時間は毎日5.5時間
理想的と言わないまでも、まずまずといったところでしょうか。
ちなみに、設定した時給からPreplyの手数料を取られます。以下が翻訳ツール+私の解釈で公式の説明を日本語訳したものです。
Preplyは、あなたが教える各クラスから手数料を取ります。
あなたが生徒に最初のクラス(トライアルクラス)を教えた場合、Preplyはこのクラスから100%のコミッションを受け取ります。
これは、Preplyが生徒に返金保証を提供しているためです。その後、コミッションは18%から33%になります。
Preplyのコミッション体系
- 0-20時間の指導 = 33%のコミッションが差し引く
- 21-50時間の指導 = 28%のコミッションが差し引く
- 51-200時間教えた場合 = 25%のコミッションが差し引く
- 201-400時間の指導 = 22%のコミッションを差し引く
- 400時間以上の指導 = 18%のコミッションを差し引く
初回100%取られちゃうのはなかなか辛いですね。
最近では、初回の体験レッスンが1時間ではなく、30分になったのでマシになりましたが、まだまだ思うところはあります。
また、毎回の手数料は18-33%と、他のプラットフォーム(italkiは15%)と比べてなかなか手痛いです。
ですが、これについては、生徒がパッケージで購入してある程度の割引もあるようなので、その分を負担しているとすれば納得なのかなぁと思います(残念ながらそれぞれの割引がどの程度なのかは随時変わり、最大25%との記事も見ましたがよくわかりません)。
実際のレッスン料の設定:わたしの場合
初めは手数料もどうせ33%取られるし、修行だと思って始めたばかりの時は11ドル(USD)/時間にしました。そこから半年かけて少しずつ上げて現在は19〜22ドル/時間でレッスンしていることが多いです。
日本円にすると、2,736〜3,168円/時間のレッスンで、手数料(今は22%、、泣)を引くと、2,134〜2,471円/時間となります。
レッスン以外にかかる授業準備については、現在は効率化しているので、教材があれば10分も要りませんが、ネタが尽きた生徒だと新しく探さないといけないので、その場合は1時間くらいかかります。まぁ、大体ビジネスの生徒が多いので、新しく作った教材は他でも使えて、悪くないのですが。
レッスン料金の値上げと生徒のタイプの変化
安く料金を設定していた頃は、子供(中学生以上に設定していました)や不真面目な人、全体的に初心者が多かったように思います。
特に日によって気分の変わるちょっと不安定な中学生はちょっぴり大変でした。。。
19ドル以上に値上げしてからは、社会人が圧倒的に多くなり、定期だったり不定期だったり人によりますが、みなさん真面目にレッスンを受けてくれます。初心者も少しいますが、大体は仕事で日本語を使う必要があると考えている良いところに勤めている社会人で、中上級レベルの人がほとんどです。
まとめ
レビューもない初心者は初めから高い料金を設定すると予約が入らず、詰んでしまいます。
私の場合は、半年かけて11ドルから22ドルまで値上げしました。
それまでは、いろんな人とレッスンをして、改善して、また次に活かす、ということを繰り返しました。
また、その間自作でスライドを作って、より教えやすく、わかりやすくなるよう準備にも時間をかけました。その甲斐あって、22ドルでも予約してくれる人が増えてホッとしています。
今後の目標は、良いお金を払ってくれるアッパー層に納得いただけるよう質の良いレッスンネタをもっとたくさん揃え、22ドル以上で継続してくれる生徒を増やしていくことです。
また、予約してもらいやすくするために、良い感じの生徒さんにレビューを書いてもらおうと思います。
頑張って時給上げてこ🌟
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